京成西船撮り鉄日記(2) [撮り鉄日記(首都圏私鉄)]

さて、昼食を摂り終えた後は、場所を変えて東中山寄りの踏切で撮ることにした。まずはこちらの写真から。


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(東中山から京成西船を目指して速度を上げながら通過する3600形京成特急)


ところで、京成電鉄には2種類の「一般特急」が存在する。一つは北総線と成田スカイアクセス線を経由して走る“アクセス特急”、そしてもう一つが今回の記事でアップしている“京成特急”だ。

3400形・3500形・3600形の3形式の場合は、種別幕・方向幕が巻き取り式なので表示されないが、3700形の一部は、種別・行先の表示がすべてフルカラーLEDに換装されている編成に限り、行先表示のところに「京成本線経由」「成田空港」と交互に表示されるため、「京成本線経由の特急」という意味で“京成特急”と案内されることもある。


Keisei 3600-105a.jpg

(芝山鉄道3600形による快速)


こちらの3600形は帯色からもわかるとおり、「京成電鉄3600形」ではなく「芝山鉄道3600形」だ。とはいうものの、その実態は「京成からのリース車」という扱いで、現在の所属先である芝山鉄道の運用にはあまり入らない“珍車両”でもある。

ちなみに芝山鉄道はかつて存在した千葉急行電鉄と同様、京成電鉄がほとんど出資している第三セクター会社である。「路線はあっても車両がない」というのは格好がつかないのだろうか・・・?見てくれだけで配置しているような感じだ。本家3600形と同じ扱いらしいので、都営浅草線直通運用にも入る。締めくくりはこちらで・・・。


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(東中山から京成西船に向かう3300形普通)


3300形―1970年代後半から1980年代にかけて、初代3000形・3050形、3100形、3150形、3200形とともに京成電鉄の通勤輸送の主力を担っていた“赤電”と呼ばれたグループの一員で、京成線全般および都営浅草線の直通運用もこなしていた。1990年代には京浜急行線の直通運用にも入っていた。現在は都営浅草線乗り入れ運用からはほぼ撤退したようで、京成本線の普通と金町線を中心に活躍している。ただ、16両が北総鉄道にリースされており(形式は7260形に改番)、北総線から羽田空港への直通急行として押上線から都営浅草線を経て京浜急行に乗り入れている。このため、カラーこそ異なるものの、都営浅草線に乗り入れる京成3300形は健在である。


Hokusou 7260-02(Keisei 3300)a.jpg

(押上線四ツ木駅に入る北総7260形=京成3300形のリース車=)


ここまで、撮影したところで時計の針は午後3時30分を過ぎていた。帰りの時間を考えるとそろそろ引き上げねばならないところだ。





まあ、3300形も撮れたし、それなりに収穫があったので、今日の行動はここまで。帰りは日暮里経由で帰った。もちろん次の行動に備え、帰りの電車では正面展望も怠ることなく・・・。




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