指扇・西大宮撮り鉄日記 [撮り鉄日記(JR首都圏)]

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今年は大きな事故もなく、無事に大型連休が終わった。連休中に取れた休暇は溜まった疲れを落とすべく、自宅でバタンキューしていた。そして、連休が終わった5月9日、撮り鉄を敢行した。Twitterで先行してお知らせしているが、今回のターゲットは川越線の別名・大宮口と呼ばれる埼京線・りんかい線車両のみで運転される東部分の方だ。

目的はE233系によって、世代交代が間もなく始まる205系だ。川越線へは拝島駅から八高線経由で行くのが断然近いので、往路も復路もこのルートで行くことにした。拝島駅に着くと、八高線は出発した直後で、次の電車まではおよそ25分ほど待つことに・・・。待ってる間に、5番線脇の留置線で待機していたこの電車の撮影からこの日の撮り鉄はスタート!


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(拝島駅5番線脇の留置線で待機中の209系3100番台。拝島17時52分発の1770E列車から始まる運用までお昼寝)



この電車を撮った後は待合室で電車を待つ。先に5番線に12時50分発の上り1174E列車が入線、そのあと4番線に12時53分発の下り1261E列車が入線する。八高線は八王子~高麗川間の電化開業時に将来の増発を見越してなのか北八王子駅にも行き違い設備を設け、八王子~高麗川間ではすべての駅で行き違いが可能となっているが、日中は原則として北八王子・拝島・金子の3駅で上下列車の交換が行われる。

1174E、1261E列車ともに205系3000番台で、拝島駅を後にする。1261E列車は出発してすぐに青梅線・五日市線と別れると猛スピードで住宅地と茶畑の中を疾走し、川越駅を目指す。そして約50分後に川越駅に到着。川越駅では8分待ちで埼京線・りんかい線直通の1304F列車に接続。この電車に乗って、最初の目的地である指扇駅に向かう。指扇駅は橋上駅舎工事が施工されており、足場があまり良くなかった。


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(指扇駅に到着した上り1406F・新木場行き)



下り列車も撮ったが、ややピンボケ気味だったので、ここでのアップは割愛させていただきます。1406F列車を撮った後は一度駅を出て、遅めの昼食を済ませる。昼食を済ませた後は駅に戻らずに、線路沿いに走る道路を西大宮駅方向に進み、踏切からの撮影を試みる。そんな考えで撮れたのがこの一枚だ。



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(指扇第十一踏切にさしかかる、上り1456F・新木場行き)



指扇第十一踏切とはJRにしてはものすごくわかりやすい踏切の名称だ。西大宮駅開業前の日進駅から数えて十一番目の踏切ということだろうか。川越線の撮影名所といえば、指扇~南古谷間にある荒川橋梁が最も有名だが、その荒川橋梁も絵になる上流側に防風柵が設置されてしまい、最近では鉄道関係の雑誌でもあまり紹介されなくなった。それはそれで仕方がないことだが、川越線の撮影名所は荒川橋梁だけではないということはこの写真が証明してくれたようだ。切り通しの中を走り抜ける電車もいいものだ。何よりも警報機や検知器など撮影の障害になるものが写らないのが素晴らしい。

この写真を撮った後は指扇第十、第九踏切とカメラを構えてみるが、どれも苦しい出来だった。
指扇第十一踏切での写真を撮り終えたところでTwitterでは先にお知らせしているが、近所の小学生の男の子に声を掛けられ、埼京線に投入されるE233系(7000番台)について、貴重な情報を頂いた。




・E233系(7000番台)は6月頃から営業運転を開始する予定。
・9月には50%の車両が205系からE233系(7000番台)に置き換えられる予定。
・来年の早い時期に100%、E233系(7000番台)への置き換えが完了するとのこと。



地元ではJRからの発表よりも先にE233系(7000番台)について、熱い情報交換が交わされているようだ。103系から205系へ置き換えた際には約3年かかっていたのを知っていたので、今回もこのくらいのペースで置き換えが進行するものだろうと思っていたのだが、その見通しは大甘だったようだ。この情報が本当であれば埼京線の205系は今年がラストイヤーということになる。りんかい線の海底トンネルによる塩害劣化がかなり進行しているということだろうか。

締めは西大宮駅で上下列車をとることにした。


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(西大宮駅に進入するりんかい線70-000系による、上り1584F・新木場行き)



りんかい線70-000系は言わずと知れた、209系0番台をベースとした車両。したがって車体幅も205系とほぼ同一なのだが、E233系(7000番台)が営業開始し、置き換えが完了するとこの車両の行く末も安泰とは言い難くなる。205系よりも幅広の車体を採用することで、1両あたりの旅客定員を205系よりも8人増としているE233系とりんかい線70-000系との間でサービスレベルに微妙ではあるが格差が生じてしまう。りんかい線側もE233系と同型車両を製造するのだろうか?今後が気になるところだ。


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(西大宮駅に進入する、1508K・新宿行き)



埼京線の各駅停車は日中時間帯は大宮折り返しが基本だが、朝夕のラッシュ時間帯は川越線にも直通させることで、埼京線内快速通過駅と川越線内各駅相互間を乗り換えなしで行けるようになっている。写真の1508K列車は「東京時刻表」で調べると、川越車両センターから出庫し、指扇駅からの営業となっている。川越車両センターの最寄駅は南古谷駅だが、列車運用の便宜を図るため、指扇駅からでもダイレクトに入出庫できるようになっている。


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(西大宮駅に進入する、下り1523F・川越行き)



西大宮駅が開業する前の川越線・大宮口を走る列車は指扇駅での交換が原則となっていたが、現在ではこの西大宮駅と南古谷駅での交換が原則となっているようだ。大宮~日進間の複線区間が有効に活用されていないのが少し勿体ないような気がする。この列車の撮影をもって、この日の撮り鉄は一応終了。下りホームに移動し、1523F列車に乗って、川越駅に向かい、1667H列車に乗り換えて帰路に着く。1667H列車は高麗川行きで、高麗川から八王子行きに接続するものと思っていたのだが、八王子行きはしばらく来ないことが判明。途中の的場駅ですれ違った1676H~1777H列車が直近の八王子行きだったようだ。結果的に25分近く来ないことが判明したので、暇つぶしに高麗川駅でも撮影し締めくくりとすることにした。


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(高麗川駅で出発待ちの八高線から直通列車である1674H・川越行き)


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(高麗川駅を出発し、川越に向かう1674H・川越行き)



今度は南古谷駅近くの水田の中を走る埼京線205系を撮ってみたいと思う。



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