東急東横線撮り鉄日記(1) [撮り鉄日記(首都圏私鉄)]

まず、本題に入る前に先月更新が停滞してしまったことをお詫び申し上げます。
言い訳ではありませんが、頭の中では撮り鉄に行こうと思いつつも、体調や天候および他に優先しなければならない予定などが押してしまい、先月はとうとう撮り鉄に行く機会を逃してしまいました(_ _;)。
今回取り上げる、東急東横線も最初の予定では2月に1度行き、今月もう1度仕上げに行くという青写真を描いていました。

というわけで、ダイヤ改正前の東横線の姿を撮るのはこれが最後になると思いますので、どうぞ最後までお付き合いのほどお願い申し上げますm(_ _)m。


では、本題へ。

まずは、3月15日の終電をもって、その役目を終える、現・渋谷駅の撮影から今回の撮り鉄行はスタート。


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(東急東横線渋谷駅正面入り口。この光景が見られるのもあと10日ほど。左側には併設されている東横百貨店閉店の告知看板が・・・)



東横線渋谷駅は、ご承知のとおり、3月16日から開始される東京メトロ副都心線との相互直通運転に伴い、現在の地上駅は廃止され、地下にある現在の副都心線ホーム(2面4線)を共用する形となる。このため開業以来守られ続けてきた櫛形ホームを持つ現駅舎は3月15日の終電をもってお役御免となってしまう。
由緒ある東横線渋谷駅の正面入り口を数ショット撮影し、ホーム階へと進む。

ホーム階に上がるとこんなマスコットが・・・。


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(東横線と副都心線の直通運転キャンペーンとして登場したゆるキャラ“のるるん君”)


東横線と副都心線の直通運転は「渋谷、つながるプロジェクト」と題して、利用客に周知するキャンペーンが展開されていたのは知っていたが、そこにいわゆる“ゆるキャラ”も存在していたとは・・・。まあ、ある意味で渋谷は「ゆるキャラの聖地」とも言えるので(近くにある某公共放送局が“どー●くん”や“な●みちゃん”などのゆるキャラを次々と誕生させているから)、不思議ではない気もするが・・・。


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(折り返し出発待ちの5050系。1番線に停車している方は各停、2番線に停車している方は急行だ)


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(3番線に停車している方は東横特急、4番線に停車しているのは各停)



東横線渋谷駅は都内では数少ない櫛形4面4線で構成されており、もっとも東寄りの1番線を除く3線には線路の両側にホームがあり、乗車専用・降車専用として使い分けられている。規模に雲泥の差があるものの、大阪の阪急梅田駅や南海なんば駅に負けないぐらい立派な起点駅だ。他に都内でこれだけ立派な櫛形ホームを持つ駅は、西武池袋線・池袋駅、小田急線・新宿駅、それに池上線(東急多摩川線)の蒲田駅くらいだろうか。他にも東武伊勢崎線・浅草駅や東上線・池袋駅、京王線・新宿駅も櫛形ホームを持っているが、やはりその構造からみると、東横線渋谷駅の方が1枚上だ。


Tokyu Touyoko line Shibuya-sta.10a.jpg

(1番線と2番線で折り返し出発待ちの5050系)



東横線渋谷駅には、東急を代表する形式のほとんどが入線している。デハ3450を中心とする初代3000型一族、「青ガエル」の愛称で人気者になった初代5000系、その初代5000系の車体の一部をステンレス製とした5200型、エコノミルカーの愛称で親しまれた初代6000系、日本初のオールステンレスカーで当時の営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線乗り入れ用として制作された初代7000系(現7700系)、その7000系をもとに短編成を組めるように作られた7200系(現7600系)、東急初のチョッパ制御車・8000系一族、VVVF制御車の草分け的存在の9000系、日比谷線乗り入れ用7000系の後継車として制作された1000系、目蒲線の目黒~多摩川間の高規格化と東京メトロ南北線・都営三田線乗り入れ用として制作された二代目3000系などなど・・・。入線していない形式は、大井町線急行運転用の二代目6000系、池上線・東急多摩川線用として制作された二代目7000系ぐらいではないだろうか。


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(渋谷駅の車止め標識。これも3月15日の終電でその役目を終える)


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(降車ホームの改札側にある乗車不可を示す標識。3月16日から渋谷折り返しの電車はJR中央線などでやっているような“ドアの一端締切”で対応するのだろうか?)


櫛形ホームだからこそ、廃止されると見られなくなるものもある。上の写真の車止め標識や降車ホームにある乗車不可を示す標識はその代表例だ。そして東横線の場合は、現・渋谷駅の廃止でこの並びも3月15日限りとなる。


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(3番線に停車中のみなとみらい線Y500系と4番線に停車中の東急9000系)



東急9000系は副都心線乗り入れに対応できていないため、3月15日の終電をもって、東横線での活躍を終える。写真の9001Fには「さよならヘッドマーク」が取り付けられており、哀愁感を醸し出していた。

こんな感じで小1時間ほど、渋谷駅で撮影をしたあと、次の行動にうつるため、5050系の各駅停車に乗り込んだ。(つづく)

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