一ノ関・平泉撮り鉄日記(前編) [撮り鉄日記(JR首都圏以外)]

前回の記事「2013年更新初め」の最後にお知らせしたとおり、本年初のリアルタイムの撮り鉄を敢行しました。一応予定では今回から前・中・後編の3回でその道中での出来事をアップしていきたいと思いますので、どうぞお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。





その予定は昨年の暮れに突如決まった。





1月に3日間の連休を取らせてくれるというので、ありがたく頂くこととし、リフレッシュを兼ねた撮り鉄の小旅行を計画したのだ。

で、場所はどこにしようか?この時、うすぼんやりと頭をよぎったのが「中尊寺の雪吊り」と「一関温泉」だった。そうだ、プライベートで温泉を堪能する機会がしばらくなかったので、この際行こう!と迷わずに決まった。



ここまで決まれば、あとは宿と往復の新幹線指定席の手配だけだ。まずは買ったばかりのスマホに「じゃらん」のアプリを取り込み、エリアを「岩手県」「奥州・平泉・一ノ関」と絞り込み検索する。実は一関温泉には一昨年の暮れに一度行っている。こう書くと先に記した「プライベートで温泉を堪能する機会がなかった」と矛盾するのでは思われるかもしれないが、このときは、病気で入院していた伯父を見舞うため風呂付きの宿を探した結果が一関温泉で、そういう事情もあり、とても温泉を堪能する気分ではなかった(伯父はその後残念ながら他界してしまったが・・・)。ただその時に泊った宿がとても素晴らしかったので、今回は温泉を堪能すべくこの宿でリフレッシュすることに決めた。





序章はこのくらいにして、本題へと入ろう。宿の手配には若干手間取ったが(サービスが良過ぎるせいなのか、平日でも予約が取りにくい宿なのだ)、新幹線指定席のほうはすんなりと取ることができた(年末年始のラッシュ明けということも手伝ったのだろう・・・)。

東京駅で、新幹線の車内で食べるための弁当とおやつを買って、新幹線ホーム21番線に向かう。

乗車する列車は東京駅8時40分発の「やまびこ53号」。E2系10両+E3系6両の16両編成だ。自由席はE2系側に1両、E3系も6両中グリーン車を除く5両と偏っている。8時30分頃に21番線に「やまびこ53号」となる列車が回送列車として入線してきた。田端の車両基地にある洗車機を通り抜けてきたばかりなのか、車体全体に均等な(?)水滴がついていた。


8時40分、定刻にやまびこ53号は東京駅を後にする。途中、上野・大宮・宇都宮・郡山・福島・仙台と停まり、仙台以北は各駅停車という、東北新幹線開業当時からの伝統的な停車パターンだ。個人的には宇都宮は通過してもいいのでは・・・と思うのだが。仙台では約10分停車し、やまびこ53号の後に発車する「はやて・こまち19号」を先に通す。

E2 [HAYATE]-01a.jpg

(過去の写真ですが・・・仙台で、“はやて”を待避するE2系“やまびこ”号。仙台以北でE2系はあとどのぐらいみられるのだろうか?)



東京出発から約2時間30分で一ノ関駅に到着する。外は予想通りの雪景色だった。


Ichinoseki Station-03a.jpg

(一ノ関駅の正面口である西口。中尊寺・平泉への玄関口である)


新幹線ホームから在来線ホームに降りると、3番線から臨時快速列車“ジパング平泉号”が発車するところだった。今回の撮り鉄ではこの列車の撮影ももちろん計画に入っている。“ジパング平泉号”の発車を見届け、改札を出て、平泉までの乗車券を買う。中尊寺へは一ノ関駅から岩手県交通のバスが直接入り口付近まで行くが、平泉から歩いていくことも可能だ。今回はバスではなく、電車で向かうことにした。中尊寺の雪吊りを楽しむと同時に今回の撮り鉄は平泉近辺と決めていたからだ。


Touhoku Line701-13.jpg

(一ノ関駅で発車待ちの701系2両編成の普通1535M・盛岡行き)



11時36分発の普通・盛岡行きで平泉へと向かう。


(中編につづく)
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