西武拝島線の春 [撮り鉄日記(首都圏私鉄)]

東京では遅咲きの桜がほぼ散り、暦の上ではいよいよ春も間もなく終了というところ。


ブログをやっているとき、この時期には桜と電車のコラボレーションをアップしている。今年はどこにするか迷ったが、そういう時は自宅近くを走っている電車と桜のコラボレーションだって悪くない。


というわけで、今年は自宅近くを走る西武拝島線にスポットを当ててみることにした。まずはこの写真から。

Seibu 2000-313a.jpg
(拝島駅構内に進入する2000系。拝島到着後、折り返し、各停・西武新宿行きとなる)

桜の樹のかげから姿を見せた2000系電車。桜のピンク色に2000系の黄色のボディーが「菜の花」を連想させ、いかにも春らしい1枚となった。次はこちら。


Seibu 20000-248.jpg
(拝島駅を出発した20000系。拝島快速として西武新宿駅を目指す)


先ほどの2000系電車を撮った地点と同じだが、こちらは拝島駅側にレンズを向けるとこんな感じの絵となる。ちなみに、20000系電車の2両目が通過しているあたりは、かつて新聞でも取り上げられた「日本一長い踏切」の跡だ。西武側は「西武立川7号踏切」という名称がついていた。続いてこちら。


Seibu 2000-311a.jpg
(拝島から西武立川に向かう2000系による各停・西武新宿行き)

西武立川~拝島間は、玉川上水橋梁付近の線路沿いに大きな空き地あり、これまでは国有地として立ち入りができない状態であった。それを昭島市が買い取り、リサイクルセンターを核とした再開発工事を3年がかりで行ってきた。本来なら昨年竣工していたはずなのだが、震災の影響で工期が1年延びた。この写真はその再開発工事によって出来た公園から撮影したもの。ケーブル等が邪魔気味だが、主役は電車の後ろに見える桜の樹。再開発によって、立ち入りができなかったところが立ち入りできるようになり、撮影ポイントが増えることは嬉しい限りだ。最後にアップする1枚も再開発工事のおかげでできた、撮影ポイントから撮ったものだ。


Seibu 6000-258a.jpg
(拝島快速の運用を終え、急行として西武新宿に折り返していく6000系電車。西武新宿に着くのは夕方の帰宅ラッシュが始まるころだ)


写真を見ればわかるが、西武拝島線は新宿線系統の幹線系枝線という側面もあるため、開業時より拝島駅構内の一部を除き、ほぼ全区間が複線対応となっており、このうち新宿線との分岐点である小平駅から玉川上水駅までと武蔵砂川駅から西武立川駅間が複線区間となっている。そして単線で残る2区間のうち、西武立川駅から拝島駅間のうち西武立川駅側が数年前からにぎやかになってきている。これはひょっとして、ひょっとすると・・・!? 将来が楽しみだ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。