行ってみて良かった陸前白沢駅 [撮り鉄日記(JR首都圏以外)]

まず、2つお詫びさせてください。

1つ目は、更新が超スローペースであること。仕事などで多忙を極めているとはいえ、ブログをやっている以上、更新は出来るだけこまめにするのがベターですが、なかなか時間が取れませんでした。本当に申し訳ございません。
2つ目は、今日はリアルタイムな記事でアップしようとしたのですが、前回アップの記事をみて中途半端で終わっていたので、今日は昨年末の仙台旅行に関する記事をアップします。「この時期に冬の話題かよ~」と思われるかもしれませんが、何とぞ御容赦ください。

その路線名の通り、仙台市と山形市を結ぶ仙山線。仙台側は愛子(あやし)副都心効果もあり、仙台~愛子間は日中帯で普通列車が20分ヘッド、これに60分ヘッドの快速が加わり快速停車駅(北仙台・国見・陸前落合)では1時間に4回の乗車チャンスがある。平日の朝夕ラッシュ時は7分~15分ヘッドとなる。
これに対し、愛子以北(山形側)は、住宅地が激減するせいもあり、基本的には普通列車1本・快速列車1本のパターンである。と、ここまで書くと愛子以北もそんなに不便ではないじゃないかと思われがちだが、普通列車は午前中・夕方~夜間と偏っている。そのため、日中は快速列車の停車パターンを不規則にして、乗客の利便性を図っている。
そんなこともあり、愛子から一つ山形寄りに進んだ陸前白沢駅は「秘境の駅」とも呼ばれている。たしかに、鉄道雑誌で仙山線の写真を見ると、陸前白沢駅付近で撮影されているものが多い。そんな同駅は山間にたたずむ小駅という感じだが、実際に行ってみた感想は山間の小駅というのはだいたいあっているが、「秘境」といえるほど静まり返った駅ではなかった。

Senzan Line719-05b.jpg
(陸前白沢駅を雪煙あげて通過する719系山形行き快速列車)


陸前白沢駅はホームが上下線別に1本ずつ、跨線橋はなく、ホーム間の移動は山形寄りにある構内踏切を使っての移動となる。駅舎も待合室を兼ねた簡素なつくりだ。当然、改札口というものはない。これだけで秘境駅の条件を満たしているように見えるが、周囲を見渡すと秘境駅という表現に「?」を付けたくなる。
駅前には商店やコンビニもないのだが、実は駅前には県道が通っており、車の通行量も極端に少ないというわけではない。さらにこの県道には朝8時頃から夜7時頃まで仙台市営バスが30分~60分ヘッドで走っているのだ。しかもこのバスは仙台駅まで行っており、愛子駅も通るので、列車が2時間ほど来なくてもあまり不便には感じないのだ。これが陸前白沢駅が私的には「秘境駅」と感じられない大きな根拠だ。


Senzan Line721-04a.jpg
(陸前白沢駅を通過し愛子駅にむけて快走するE721系による仙台行き快速列車)


さて、その陸前白沢駅付近で撮影してみたのが、ロケーションは極めて良かった。1枚目の写真(上)は陸前白沢駅の山形寄りホーム端から撮ったもの、2枚目の写真(下)は陸前白沢駅から500メートルほど愛子寄りに進んだ地点で撮影したもの。自分で言うのもなんだけど、手前の畑と背後の山、そしてその境目を突っ切る列車のバランスが実に絶妙で、タイトル通り「行ってみて良かった」と感じさせるところだった。また機会があったら行ってみたい場所だ。


参考までにバスは作並温泉と仙台駅を結んでおり、陸前白沢付近から仙台駅までは仙山線にほぼ並行する形となっている。ただし、市内中心部に近づくにつれ、渋滞が激しくなる時間帯もあるので、夕方に撮影を終えて、仙台までバスで戻る時は途中の愛子駅前までいって、愛子から仙山線で戻るか、そのままバスに乗り続けて「北四番丁」までいって、ここから地下鉄で仙台駅まで戻るというのも手だろう。


仙台旅行に関する記事のアップはひとまずここで一区切りします。次の記事はリアルタイムな記事で行きたいと思います。
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