京王井の頭線 ここが私の定番撮影ポイント [撮り鉄日記(首都圏私鉄)]

 また京王井の頭線のネタ・・・とお思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、一応、この記事で一区切りにいたしますので、しばしお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。


Keio Inogashira1000-110.jpg
(井の頭公園駅を出発して、終着・吉祥寺駅に向かう1000系各停。正面のLEDは「各停 吉祥寺」の表示を消し、数秒後に「各停 渋谷」の表示に切り替え中のため真っ暗となっている)

 ここが私の井の頭線の定番撮影ポイントである。吉祥寺~井の頭公園間にある唯一の踏切、「井の頭公園1号踏切」だ。吉祥寺駅と井の頭公園駅のほぼ中間にある。写真を見ていただければわかっていただけると思うが、井の頭公園にほど近く、周辺は閑静な住宅街となっている。吉祥寺駅を出発した急行列車はこの踏切を通過したあたりから少しずつスピードを上げていく。


Keio Inogashira1000-156.jpg
(井の頭公園駅を通過し、吉祥寺駅に向かう1000系急行。非常扉についているヘッドマークには“年末年始輸送安全運動”なるものが書かれている)


 ここへ行くには、吉祥寺から井の頭公園まで、井の頭線で行くよりも吉祥寺駅または井の頭公園駅から歩いて行った方が良い。私はここへ行く時は必ず吉祥寺駅から歩いていく。吉祥寺駅の公園口(中央線と井の頭線の乗り換えコンコースがある改札口)をでて、井の頭線のガードをくぐり、井の頭通りをすすみ、最初か2番目の路地を右に入り住宅街を歩いて行くとだいたい10分ぐらいでこの場所に到達できる。他にも吉祥寺駅から井の頭公園に向かい、公園の中を歩いていく方法もある。


Keio Inogashira1000-102.jpg
(吉祥寺駅を出発した1000系急行・渋谷行き。背後のカーブの先に吉祥寺駅のホームがある)


 こうやって井の頭線を集中的に取り上げることが出来たのも、このブログを書くためである。そう思うとどうしても心残りが一つだけ出てきてしまう。もっと早いタイミングでこの地を訪れることができなかったことだ。その理由は3000系を撮影出来なかったからである。この地を一番最初に訪れたのが今から約3年前。このころ3000系は日中に見ることもできたが、それはたいてい1000系が定期検査等で運用から外れているときで、日中はほとんど1000系で回すことが可能だった。

 いま、富士見ヶ丘検車区には3000系の第28・29の2編成がいるが、活躍しているのは平日の朝ラッシュ時のみらしい。またこの両編成は近いうちに瀬戸内海をわたり、四国の伊予鉄道で第2の人生を送る予定らしい。
お別れ運転の時は、是非ここか、先日取り上げた「東松原4号踏切」で狙いたいところだ。

 なお、今回一連にわたって紹介した「東松原2号」「東松原4号」「東松原5号」そして「井の頭公園1号」の各踏切は住宅街の中にあり、道路があまり広くない上、車の通行も比較的多めなので三脚や脚立などの補助具の使用は控えた方が良い。特に脚立は地元住民のプライバシーが見えてしまうこともあるので、撮影の際は良識ある行動で臨んでほしいところだ。


Keio Inogashira1000-158.jpg
(井の頭公園駅を通過し、吉祥寺に向かう1000系急行。吉祥寺行きは急行・各停ともにこの踏切にさしかかるあたりから徐々にスピードを落としていく)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。